おもてなし
先日、松本市和田にある窪田空穂(くぼた うつぼ)記念館で、
日ごろお世話になっている地域の皆さんと先生方をお招きして茶会が
開催されました。
先生方には、日々のお稽古での感謝の気持ちをこめつつ、
勉強の成果をみていただく"授業参観"のようなところもあって、
緊張感があります。
おいしいお茶を出すことはもちろんですが、ちょっとしたところにも、
"おもてなし"の心配りをします。
たとえばお花は、ヤマシャクヤク(とても希少!)を用意し、
普通であれば1日で開花して散ってしまうところを、調節して蕾のまま
夕方まで保ちます。(この暑さの中、これがなかなか難しいんです!!)
そして、なんといっても楽しみなお菓子。
今回は"落とし文"を用意しましたが、普段販売されているものとは
餡の色を少し変えています。
これも"おもてなし"のちょっとした心配りです。
"おもてなし"にもいろいろありますが、ちょっとした心配りの方が
難しいような気がします。
そこに気づけるような気持ちに余裕をもちたいものです。
さて授業参観ですが・・・
以前は手が震えるほどの緊張をしましたが、落ち着いておもてなしできました。
勉強の成果?それとも歳を重ねたから?