令和4年度は雇用保険料率が二段階引き上げになります
令和4年の雇用保険は二段階で引き上げられることになりました。
過去にこんなことあったかな・・・?と思い返しても記憶がありません。
びっくりした給与計算担当の方、ご安心を。
本人負担の変更は10月の1回のみ。給与計算で気を付けるのはここだけです。
「10月から、本人負担の保険料率が、3/1000→5/1000(一般の事業※)になる」
※建設の事業は4/1000→6/1000
と覚えておけば大丈夫。
MF、freeeなどのクラウドソフトをご利用の方は自動で変更になると思いますが、
弥生給与デスクトップ版をご利用の方は手動で変更が必要ですので、お忘れなく。
労働保険の申告をしている方は大変だと思います・・・。
雇用保険料率
令和3年(変更前)
雇用保険料率 | うち従業員負担 | うち会社負担 | |
一般の事業 | 9/1000 | 3/1000 | 6/1000 |
建設の事業 | 12/1000 | 4/1000 | 8/1000 |
令和4年4月~ 会社負担分のみ料率変更
雇用保険料率 | うち従業員負担 | うち会社負担 | |
一般の事業 | 9.5/1000 | 3/1000 | 6.5/1000 |
建設の事業 | 12.5/1000 | 4/1000 | 8.5/1000 |
令和4年10月~ 従業員負担、会社負担分とも変更 ←給与計算に影響
雇用保険料率 | うち従業員負担 | うち会社負担 | |
一般の事業 | 13.5/1000 | 5/1000 | 8.5/1000 |
建設の事業 | 16.5/1000 | 6/1000 | 10.5/1000 |
山の雪も少なくなってきました。