年末調整 令和2年各種控除の改正
秋も深まり年末調整の時期が来ました。今年は各種控除の改正が多々あります。
各種控除の改正
・ 給与所得控除に関する改正
給与収入850万円以下控除額10万円引き下げ。850万円超控除額195万円
・ 基礎控除に関する改正
控除額上限48万円へ引き上げ。所得金額に応じ減額・適用外
・ 所得金額調整控除の創設
給与収入850万円超えで、本人が特別障害者に該当する、若しくは23歳未満の
扶養親族か特別障害者である同一生計配偶者や扶養親族を有する人対象
・ ひとり親控除の創設
婚姻歴・性別によらず同一生計の子を有する単身者対象。所得制限(500万円以下)有
・ 寡婦控除に関する改正
ひとり親に該当しない寡婦対象。所得制限(500万円以下)有
・ 扶養親族等の合計所得金額要件等の改正
各種所得控除の扶養親族等の合計所得金額要件が各10万円引き上げ
・ 住宅ローン控除「特別特定取得の特例」
特別特定取得かつ居住開始年月日が令和元年10月1日~令和2年12月31日の場合
控除期間3年延長
上記に伴い、各申告書も変更・新設されています。
早めに必要書類のご準備・ご確認をされることをおすすめ致します。
労務通信 R2.11月号 労務通信.pdf
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